ジュエリーについて幅広いテーマでお届けするコラムがスタート!第2回目は最近話題の骨格診断について。 自分の骨格タイプにあうアクセサリー選びをSTELLAR HOLLYWOODからご紹介。アクセサリー選びの基準のひとつになったり、つけてみたらイメージとなんかちょっと違う?が少なくなったり、、普段のアクセサリー選びの参考になるはず。骨格タイプ別にSTELLAR HOLLYWOODのおすすめアクセサリーもご紹介しているので最後まで是非読んでみてください。
―骨格診断― このメソッドはここ数年でたくさんの方々に知られ、自分の骨格タイプを認識している方もかなり多いように感じている。ふと入ったお店でも店員さんに「私、典型的な骨格ストレートで…」と説明している方を見かけたり、きっと友達同士であろう20代と思われる女の子二人組がラックにかかった服に触れながら「これはウェーブにいけるよね?」なんて話していたり。ここ数年で自分の骨格タイプを指針にして洋服を選ぶということは一つの軸になっているのは間違いなさそうだ。でも、それがジュエリーのセレクトにもひと役買うということを知っている人はまだまだ少ない。私は骨格診断アナリストでもあるので、第2回目のコラムは、骨格タイプ別のジュエリーの選び方についてご紹介しようと思う。 骨格診断は、似合う服を導くだけではない。似合うジュエリーや髪型、メイクのヒントも与えてくれる。まずはざっくりと骨格診断についておさらいをしてみよう。骨格診断というのは体の重心バランス、肌の質感、脂肪や筋肉のつき方、骨の出方から自分自身の体型を最も美しく見せてくれるファッションアイテムや似合うヘアメークを導き出すメソッドだ。診断結果は、〝ストレート〟〝ウェーブ〟〝ナチュラル〟の3タイプに分かれ、それぞれ似合うものが異なる。自分の骨格タイプを知ることで、長所や短所がわかり、スタイリングもより洗練された印象に仕上がるというのがこのメソッドだ。 さらに細かくお伝えすると、ストレートタイプは3つの骨格タイプの中で肌のハリが一番目立つタイプで、首は短め。腰位置が高く足が長い。痩せていても上半身から太ももまではむっちりとしていて、膝下からはシュッと細いのが特徴だ。体を横から見ると胸とお尻の位置が高いすっきりと見せる工夫をすることが大切で、直線的なデザインのもの、生地が硬いものをセレクトすると、豊かな肌のハリを拾いにくい。 ウェーブタイプは骨や肌のハリよりも脂肪が強く出るタイプ。脂肪が強いと言うことは、肌がとろんと柔らかい質感だったりする。全身を正面から見ると首が長く、バストトップも低めで、上半身の長さが目立つ。体を横から見ると厚みがなく、ウエストからお尻の境目がわかりづらい方も多く、お尻と太ももの境もあまりなかったりする。全体の印象として華奢な印象の方が多いのがこのタイプだ。コーディネートのポイントとしてはいかに華やかに仕上げるかがポイントになってくる。 そして最後にナチュラルタイプ。このタイプは骨やスジが目立つ。体を正面から見たときの重心バランスは整っている人が多いが、個人差がかなりあったりする。肌のハリ感よりも肩や膝などの骨、首や手の甲などの筋が目立ち、少年のような体型の方も多い。体を横から見ると、骨の厚みはあるものの、シルエットに凹凸はあまりなく、お尻は平面的。コンパクトなものを着ると窮屈な印象になり、短め丈を着ると物足りない感じに。肩などの骨を活かし、カモフラージュする布をたっぷりと使ったコーディネートがしっくりくる。 こんなふうに、各骨格タイプで特徴がかなりあるので、スタイルアップの仕方が異なるのはご理解いただけるだろう。ジュエリーで言うと、ストレートタイプは肌のハリが強く、ジュエリーを身につけなくても存在感があるので、そのままでも寂しい感じにはならない。だからこそ、サイズにこだわることが大切。ただ、大きすぎるデザインだとグラマラスな印象になりすぎたり、小さすぎても野暮ったくなってしまうことがあるので程よいボリュームをセレクトすること。ちなみにイミテーションとわかってしまうものよりも“本物”の輝きの方が骨格の良さを活かす。また、首が短めなので、ピアスなら長さがあるもよりもスタッズタイプがバランスよくキマるし、ネックレスなら40センチ以上のものを選ぶということも念頭に置くとうまくいく。
ウェーブタイプはその逆で、肌がソフトな印象なので、それがときに儚げな印象に見えることも。だからこそジュエリーに頼るのが正解なのだけれど、大きすぎるものや大胆なデザインのものは身につけたときにジュエリーの存在感に負けてしまいがち。ポイントは繊細なデザインを幾重にも重ねたようなものをセレクトすること。大きなダイヤモンドひとつよりも、パヴェタイプの方がしっくりきたりする。こんなふうにキラキラと輝くものを味方にすることで柔らかい肌の印象とジュエリーの煌めきが上手に交わり、全体がぐんと華やかになる。また、首が長い人が多いのでピアスであればスタッズタイプのものよりも耳たぶの下でゆらゆらと揺らめくものの方が全身バランスが整いやすいし、ネックレスなら短めがいい。ここ数年トレンドのチョーカーだってお似合いだ。
そしてナチュラルタイプ。このタイプは肌がドライな印象なので煌めきが強くない方が理想。例えばマット加工されているものを味方にするとしっくりきやすい。ターコイズなどの天然石やメンズライクなシルバーアクセサリーもお得意。骨の存在感が強いので繊細なデザインよりも大ぶりの方がバランスがとりやすい。ジュエリーでベーシックなデザインのものだと実年齢よりも上に見えることが多いのもこの骨格タイプの特徴。そういうものをセレクトするときは、重ね付けで“遊び”をプラスするとしっくりくる。ピアスやネックレスの長さは長いものをセレクトするのがポイントだ。
ということで、ジュエリーのセレクト方法にも似合う方向性というものがある。けれど、まずはインスピレーションで好きなデザインを手にとって欲しい。ルール上は苦手とされていても、付け方次第で解決することもあるし、服やメイク、髪型とのバランスでなんとかなったりするものだ。大切なのは自分の体の特徴を知った上で今の気分に合うジュエリーをセレクトすること。骨格診断でジュエリーをセレクトするというのは、自分と向き合うことのできる豊かな時間なのだ。
Written by 棚田 トモコ 骨格診断ファッション・ビューティアドバイザー/エディター・ライター(Three PEACE所属)
CLASSY.などファッション誌を中心にファッションエディター・ライターとして活躍する傍ら、〝骨格診断ファッション・ビューティアドバイザー〟としても活動。ファッションライター・美容ライターとして培った知識と骨格診断を融合し、いかにその人を輝かせるかを提案する。メディア出演、講演活動のほか、アパレルメーカーや化粧品メーカーなどで骨格診断の監修を努める。骨格診断アナリスト協会などでもコラムを執筆中。著書に『No Kokkaku , No Fashion ! 』(光文社)がある。 Instagram:@tomoko_tanada
Part.1 私たちにジュエリーが必要な理由
Part.2 骨格診断と似合うジュエリー
骨格診断と似合うジュエリー
ジュエリーについて幅広いテーマでお届けするコラムがスタート!第2回目は最近話題の骨格診断について。
自分の骨格タイプにあうアクセサリー選びをSTELLAR HOLLYWOODからご紹介。アクセサリー選びの基準のひとつになったり、つけてみたらイメージとなんかちょっと違う?が少なくなったり、、普段のアクセサリー選びの参考になるはず。骨格タイプ別にSTELLAR HOLLYWOODのおすすめアクセサリーもご紹介しているので最後まで是非読んでみてください。
―骨格診断― このメソッドはここ数年でたくさんの方々に知られ、自分の骨格タイプを認識している方もかなり多いように感じている。ふと入ったお店でも店員さんに「私、典型的な骨格ストレートで…」と説明している方を見かけたり、きっと友達同士であろう20代と思われる女の子二人組がラックにかかった服に触れながら「これはウェーブにいけるよね?」なんて話していたり。ここ数年で自分の骨格タイプを指針にして洋服を選ぶということは一つの軸になっているのは間違いなさそうだ。でも、それがジュエリーのセレクトにもひと役買うということを知っている人はまだまだ少ない。私は骨格診断アナリストでもあるので、第2回目のコラムは、骨格タイプ別のジュエリーの選び方についてご紹介しようと思う。
骨格診断は、似合う服を導くだけではない。似合うジュエリーや髪型、メイクのヒントも与えてくれる。まずはざっくりと骨格診断についておさらいをしてみよう。骨格診断というのは体の重心バランス、肌の質感、脂肪や筋肉のつき方、骨の出方から自分自身の体型を最も美しく見せてくれるファッションアイテムや似合うヘアメークを導き出すメソッドだ。診断結果は、〝ストレート〟〝ウェーブ〟〝ナチュラル〟の3タイプに分かれ、それぞれ似合うものが異なる。自分の骨格タイプを知ることで、長所や短所がわかり、スタイリングもより洗練された印象に仕上がるというのがこのメソッドだ。
さらに細かくお伝えすると、ストレートタイプは3つの骨格タイプの中で肌のハリが一番目立つタイプで、首は短め。腰位置が高く足が長い。痩せていても上半身から太ももまではむっちりとしていて、膝下からはシュッと細いのが特徴だ。体を横から見ると胸とお尻の位置が高いすっきりと見せる工夫をすることが大切で、直線的なデザインのもの、生地が硬いものをセレクトすると、豊かな肌のハリを拾いにくい。
ウェーブタイプは骨や肌のハリよりも脂肪が強く出るタイプ。脂肪が強いと言うことは、肌がとろんと柔らかい質感だったりする。全身を正面から見ると首が長く、バストトップも低めで、上半身の長さが目立つ。体を横から見ると厚みがなく、ウエストからお尻の境目がわかりづらい方も多く、お尻と太ももの境もあまりなかったりする。全体の印象として華奢な印象の方が多いのがこのタイプだ。コーディネートのポイントとしてはいかに華やかに仕上げるかがポイントになってくる。
そして最後にナチュラルタイプ。このタイプは骨やスジが目立つ。体を正面から見たときの重心バランスは整っている人が多いが、個人差がかなりあったりする。肌のハリ感よりも肩や膝などの骨、首や手の甲などの筋が目立ち、少年のような体型の方も多い。体を横から見ると、骨の厚みはあるものの、シルエットに凹凸はあまりなく、お尻は平面的。コンパクトなものを着ると窮屈な印象になり、短め丈を着ると物足りない感じに。肩などの骨を活かし、カモフラージュする布をたっぷりと使ったコーディネートがしっくりくる。
こんなふうに、各骨格タイプで特徴がかなりあるので、スタイルアップの仕方が異なるのはご理解いただけるだろう。ジュエリーで言うと、ストレートタイプは肌のハリが強く、ジュエリーを身につけなくても存在感があるので、そのままでも寂しい感じにはならない。だからこそ、サイズにこだわることが大切。ただ、大きすぎるデザインだとグラマラスな印象になりすぎたり、小さすぎても野暮ったくなってしまうことがあるので程よいボリュームをセレクトすること。ちなみにイミテーションとわかってしまうものよりも“本物”の輝きの方が骨格の良さを活かす。また、首が短めなので、ピアスなら長さがあるもよりもスタッズタイプがバランスよくキマるし、ネックレスなら40センチ以上のものを選ぶということも念頭に置くとうまくいく。
ウェーブタイプはその逆で、肌がソフトな印象なので、それがときに儚げな印象に見えることも。だからこそジュエリーに頼るのが正解なのだけれど、大きすぎるものや大胆なデザインのものは身につけたときにジュエリーの存在感に負けてしまいがち。ポイントは繊細なデザインを幾重にも重ねたようなものをセレクトすること。大きなダイヤモンドひとつよりも、パヴェタイプの方がしっくりきたりする。こんなふうにキラキラと輝くものを味方にすることで柔らかい肌の印象とジュエリーの煌めきが上手に交わり、全体がぐんと華やかになる。また、首が長い人が多いのでピアスであればスタッズタイプのものよりも耳たぶの下でゆらゆらと揺らめくものの方が全身バランスが整いやすいし、ネックレスなら短めがいい。ここ数年トレンドのチョーカーだってお似合いだ。
そしてナチュラルタイプ。このタイプは肌がドライな印象なので煌めきが強くない方が理想。例えばマット加工されているものを味方にするとしっくりきやすい。ターコイズなどの天然石やメンズライクなシルバーアクセサリーもお得意。骨の存在感が強いので繊細なデザインよりも大ぶりの方がバランスがとりやすい。ジュエリーでベーシックなデザインのものだと実年齢よりも上に見えることが多いのもこの骨格タイプの特徴。そういうものをセレクトするときは、重ね付けで“遊び”をプラスするとしっくりくる。ピアスやネックレスの長さは長いものをセレクトするのがポイントだ。
ということで、ジュエリーのセレクト方法にも似合う方向性というものがある。けれど、まずはインスピレーションで好きなデザインを手にとって欲しい。ルール上は苦手とされていても、付け方次第で解決することもあるし、服やメイク、髪型とのバランスでなんとかなったりするものだ。大切なのは自分の体の特徴を知った上で今の気分に合うジュエリーをセレクトすること。骨格診断でジュエリーをセレクトするというのは、自分と向き合うことのできる豊かな時間なのだ。
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Written by 棚田 トモコ
骨格診断ファッション・ビューティアドバイザー/エディター・ライター(Three PEACE所属)
CLASSY.などファッション誌を中心にファッションエディター・ライターとして活躍する傍ら、〝骨格診断ファッション・ビューティアドバイザー〟としても活動。ファッションライター・美容ライターとして培った知識と骨格診断を融合し、いかにその人を輝かせるかを提案する。メディア出演、講演活動のほか、アパレルメーカーや化粧品メーカーなどで骨格診断の監修を努める。骨格診断アナリスト協会などでもコラムを執筆中。著書に『No Kokkaku , No Fashion ! 』(光文社)がある。 Instagram:@tomoko_tanada
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